排水口のぬるぬる膜と同じ⁉️バイオフィルム
バイオフィルムとは、細菌が集まって作る「膜状の集合体」のことです。
キッチンの排水口のヌメヌメ、川の石についているぬるぬるした膜と同じタイプのもの…口の中でも常に作られていて、歯の表面にピタッと貼りついて離れません。

バイオフィルム:細菌が作った透明の「膜」状の集団
プラーク(歯垢):バイオフィルムを含んだ歯の表面の白い汚れ
◆バイオフィルムの特徴◆
・歯ブラシでは落ちにくい
・抗菌剤が効きにくい
・細菌がどんどん増殖する基地になる
つまり、むし歯や歯周病の温床になりやすいのです。

【バイオフィルム対策のポイント】
①毎日のセルフケア
バイオフィルムは口の中で常に作られています。フロスや歯間ブラシなどの補助的清掃用具も使って丁寧にブラッシングし、毎日バイオフィルムを壊しましょう。
②歯科医院でのプロケアで徹底クリーニング
家庭では破壊しきれない強固なバイオフィルムは、歯科医院での機械的クリーニング(PMTC)が最も効果的です。
③生活習慣の見直し
バイオフィルムは細菌の活動が盛んになると増えやすいです。細菌のエサとなる“糖分”が口の中に広がっている時間を減らすため、間食・ダラダラ食べを減らしましょう。また、唾液には細菌の動きを抑えててくれる効果があります。唾液量アップのためによく噛んで食べるようにしましょう。
④うがい薬・歯磨き粉は「補助」
「膜」に守られている細菌には薬が届きにくいため、薬だけではバイオフィルムは落とせません。丁寧なブラッシングで物理的に「膜」を破壊した後に使用することで、うがい薬等の効果が発揮されます。
バイオフィルムは、目には見えませんが歯の健康に大きな影響を及ぼす存在です。
毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスがとても重要です。
