★むし歯を放置するとどうなる?★
- 2024年8月15日
- むし歯
むし歯とは、むし歯菌(ミュータンス菌)が食べ物の糖分を利用して作り出した「酸」によって歯が溶かされた状態のことです。「酸」は、歯の表面を覆う硬いエナメル質を少しずつ溶かして、内側に向かって進行していきます。
初期の段階では特に症状はなく、気づかないうちに少しずつ進行していきます。むし歯の進行とともに徐々に【むし歯部分が黒く見える】【歯がしみる】となり、最終的には歯の神経(歯髄)にまで達して【何もしなくてもズキズキ痛い】という症状が出てきます。
歯の神経(歯髄)にまでむし歯が進行して神経が死んでしまう(歯髄炎)と、一時的に痛みは無くなります。痛みが治まると歯医者さんに行く機会も逃してしまいそうですね…しかし、この状態を放置すると、化膿して歯の根っこ(歯根)の先端に膿が溜まっていきます。溜まった膿は歯を支えている周囲の骨を溶かしていきます。
【大切なポイント】
●むし歯になりにくい口腔環境を作る(日々のブラッシングや歯科医院でのクリーニング・糖分コントロール・フッ素塗布など)。
●むし歯があったらすぐに治療を受ける。
●初期むし歯のうちに治療ができるように、普段から定期検診を受ける。
はるな歯科クリニックでは、わかりやすく丁寧な説明を心がけております。
お口のことで何か気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。