むし歯になりやすい飲み物にご用心🦷⚡️
- 2025年8月1日
- むし歯
むし歯の原因は『糖』と『酸』
歯のいちばん外側のとても硬い層である「エナメル質」は、*酸(さん)*に弱いという特徴があります。
むし歯は、口の中の細菌が糖分をエサにして酸を作り、その酸が歯を溶かすことで起こります。
飲み物の中に含まれる「酸(pHが低い)」自体も、歯を溶かす要因となります。
エナメル質は pH5.5 以下になると溶けはじめます。
【むし歯になりやすい代表的な飲み物】
甘くてpHも低めの飲み物は、糖分と酸性度のダブルパンチで、むし歯のリスクが非常に高くなります。
①炭酸飲料(コーラやサイダーなど)
②スポーツドリンク
③フルーツジュース(オレンジやりんごのジュースなど)
④甘いカフェドリンク(砂糖入りのコーヒーやフレーバーラテなど)
【歯を守るためのポイント】
●水やお茶を選ぶ
砂糖が入っておらず、口の中を洗い流してくれる効果もあります。
●飲んだ後は水で口をゆすぐ
酸を中和して、歯のダメージを減らします。
●ダラダラ飲まない
長時間にわたって口の中に糖分や酸がある状態はむし歯のリスクが高まります。
むし歯予防は、飲み物の選び方から始められます。
「飲むもの」に気をつけるだけでも、お口の健康を大きく守ることができますよ。