毎日のセルフケに欠かせない【歯間ブラシ】
- 2025年7月1日
- 補助的清掃用具
歯間ブラシは、歯と歯の間(歯間)に出来たすき間の汚れを落とす専用のブラシです。歯ブラシだけでは届きにくい場所に残るプラークや食べ物のカスを、しっかりと取り除くことができます。
「1番奥の歯の奥側」「ブリッジの下」「矯正装置のワイヤーの間」の清掃にも有効です。
【歯間ブラシの正しい使い方】
①サイズを確認
歯間のすき間にあったサイズを選ぶことが大事です。小さすぎるとプラークを十分に落とせませんし、無理に大きなサイズを使うと歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。歯間に無理なく挿入でき、使った際にきつく感じない程度を選ぶようにしましょう。また、すき間の広さが歯によって大きく異なる場合は、複数のサイズを使い分けるようにしましょう。
②鏡を見ながらゆっくり挿入
歯ぐきを傷つけないよう歯間ブラシの先端を斜め上に向けるイメージで、歯間に優しく挿入します。
③前後に小刻みに動かす
すき間ごとに2~3回、前後に動かして汚れをとりましょう。ほっぺた側からだけでなく、舌側からも清掃するとより効果的!
●フロスと歯間ブラシ、併用がベストです♪
デンタルフロス:
・糸状で、歯と歯がくっついている部分に使用
・子どもから大人まで、すべての方に使って欲しいアイテム
・初期むし歯や歯周病の予防に効果的
歯間ブラシ:
・小さなブラシ状で、歯と歯のすき間に使用
・ブリッジ・インプラント・歯科矯正中の方にも便利
・歯周病の予防や進行を抑えるのに効果的
●出血したら?
歯ぐきの炎症がある場合、初めのうちは出血することがあります。毎日続けることで炎症が改善され、出血も減っていくことが多いです。数日間しっかりケアを続けて、出血が減るかどうか様子を見てくださいね。
はるな歯科クリニックでは、歯間ブラシの正しい使い方や、サイズのアドバイスも行っております。お気軽にご相談くださいね。